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マニアックプレイ・その一(エロネタ注意)
そんなわけでタイトル通りマニアックなプレイの小話をしようと思います。


さてそのスジの知識が無いと判りにくいのが寝取られモノでございます。

なんでテーマがこれかというと先日飲みの席で「何故ツジ君の漫画は人妻の寝取られが多いいんだ」というネタを振られたからでありまして。
実際にはそんなたくさん描いた記憶も無いんですがじゃあちょっと語ってみましょうという事です。
なんかこの日記始めた頃に心理的な側面への考察とかやった気がするから今回はもう少しプレイ内容とかを掘り下げてみましょう。

私が商業でエロを描くに当たり一番理解ができなかったエロジャンルが『寝取られ』いわゆる『NTR』でございました。本人にその趣味は無いにしても知識的なものは持っといた方がいいだろうとその時期SSや体験談系のサイトを回ってみて、自分の知らなかった世界にびっくりしたりポカンとしたりしてたもんです。
知らん人にさくっと説明するとこれは自分の好きな人が他の人とヤッてるところを見てそれに興奮を覚えるという、近年その名が知られだしたエロの一ジャンルなんですね。

このNTRというジャンルはその特殊性から一くくりに『変態!変態!』と言われる類の性癖ではあるんですが、実はマニアックであるがゆえに更にその内輪で性癖が細分化しています。
SMも各人の好みからプレイ内容が細分化はているのと同じことかもしれませんね。

軽度のものは相手の元カレ元カノとどんな行為をしていたかを聞き出すとかでしょうか。
この場合それを口にさせられる側にしてみれば『今寝てる相手は自分なのにヤキモチ妬いて可愛い』程度で済むかもしれません。
今カレと元カレを比較しながら事に及ぶとかだとそーもいかないかもしれませんが(笑

さてこの段階で『寝取りS』『寝取られM』が発生します。

過去の相手と比較させ自分の優位性を示そうとするのが寝取りSですね。これは自分の自尊心を満たすと共に、自分のパートナーに擬似的な暗示をかける事で「この相手と出会ってよかった」と思わせるといった感じでしょうか。
エロ漫画に出てくる人妻とかが『若い子じゃここまでしてくれないでしょう?』とか質問してそれに同意させる行為に似てますね(ぇー

んで過去の相手と比較させて貶められる側に回るのを好むのが「寝取られM」です。M心理というのはなかなか理解できるように書くのは難しい気がするんですが、強いて言うならこんな感じでしょうか。
「自分より優れた相手と出会っていながら自分を選んでくれた」という事に愛の深さを感じ喜びを得る。
これは普段立場が弱い人間がMになった時の心理って感じですかね?

ところがMというのはそういう人ばかりではなく、普段立場が強いハズの人にもいます。ほら、よく聞くじゃん?格闘家みたいなマッチョな感じの人にも結構Mな人は多いって。
それは普段立場が強い=責任が大きいってとこに起因してるんじゃないかと思ってます。例えば今出した格闘家って例だけど、そういう人達に普段かかる「負けちゃいけない」ってプレッシャーは凄く大きいと思うのよ。自分の一挙手一投足、ちょっとした事がいつスッパ抜かれるかわかんない。いわゆるその立場上のストレスは凄く大きいと思うんですが、M側に回る事でその責任から開放されるわけです。
普段どれだけプレッシャーを感じててもプレイ中なら何も気にせず幾らでも無様な姿を晒せる、という開放感は大きそうだよね。

どーもMへの理解度がより低いせいで文章がズルズル伸びちゃってるけど気にしない(笑

とりあえず今日はこの辺にしてまた後日。
「寝取られ」と一口に言ってもそこにはSとMが存在する、というのを踏まえた上で彼らは更にどんな感じに細分化するのか、という話をしてみよーかと思います。
by tsujihatago | 2008-09-03 16:11
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