そんなわけで
ライラ見ました。
もちろん
アリスの歌うチャンピオン的な意味でのライラでもなく、
銀河烈風的な意味での不死蝶のライラでもなく、まして
銀河戦国群雄伝的な意味でのライラでもありません。最後のは既にライラじゃないという種の突っ込みは激しい混雑が予想されるのでご遠慮ください。
ええ、勿論
『ライラの冒険 黄金の羅針盤』です。
http://www.goldencompassmovie.com/?&lang=japanese&start=home
まあ三部作の一本目ですので話が完結しないのはしょうがない話で。その辺が満足できないのはしょうがない事ですから目を瞑るとしましょーか。
この世界の人間は皆さん自分の魂の一部がダイモンと呼ばれる動物の姿をとって自分に寄り添います。
ダイモンを持たないクマ族とかいます。
ジェット噴射とかする真っ赤な飛行船とか、
馬無しで走る馬車とか、独自のファンタジー世界観が楽しいっ映画っす。まあ世界観を楽しもうとするなら小説も出てる事だしそっちで堪能するのもいいかもしんない。とりあえず三部作を全部見終わるまで手をつける予定はありませんが。
キャラ的にはライラは普通に可愛いんではないでしょうか。頭が回る理髪でイタズラ好きな女の子…なのだが。
そんな事よりクマのイオレク・バーニンソンとスコーズビーがかっちょ良すぎる。
呑んだくれクマですよ呑んだくれクマ。プーサンが蜂蜜を舐めるがごとく酒をかくっらうその彼が酒を捨て、古びた鎧を身に纏い、戦いに赴き必殺のイオレクアッパーを繰り出す姿はなかなか萌えるものがあります。いや、燃えるものがあります。
スコーズビーはゴーストライダーで墓守をやってたおじいちゃんですね。黒くて太い眉毛に白髪の挑発。斜に構えた姿勢で唇の端を吊り上げるように笑いながらウインクする様はジジイの癖にセクシーです。
そして謎に満ちた悪役、コールター夫人。40という年齢ながらこの人の美熟女っぷりは流石です。表情の変化がめっさ怖い。ばっちりハマリ役だったんじゃあないでしょうか。
さぁて、2の放映は何時になるんだろうなあ…