デアデビルことマット・マードックといえば昼は盲目の弁護士、夜はヒーローの映画化もされたアメコミシリーズです。
その宿敵はアニメ版スパイダーマンで何度もピーターを追い詰めてたキングピン。あのアニメ見てるとキングピンがスパイダーマンのラスボスだよねw
んでこのボーン・アゲイン。デアデビルの前に立ち塞がるのはこのキングピンになっています。
このキングピン、表の顔は街の名士ですがその正体は街の闇を支配する犯罪王。特殊な超能力こそありませんが、それを補って余りある格闘能力を持っており、パッと見デブキャラですが150kgに達するその肉体のほとんどが筋肉でできているというビスケット・オリバ系の怪物で、相撲を学んでたんじゃなかったっけ?(聞くな)
今回はとにかく社会戦の嵐。
これを読めば汚名とか怪文書程度じゃ大したダメージじゃないぜー、とか思ってたあなたも考えを改める事でしょう。
いやあ、楽しかったです。とにかくマットが酷い目にあう!立ち上がろうと膝に力を込めるたびに尻を蹴っ飛ばされて地べたを舐める。再び立ち上がろうとしてもまた尻を(ry
今回不屈のヒーローがもう立てないんじゃないか、っていうレベルまで追い詰められます、もうドキドキ!
元カノが重度のヤク中になり自分の素性を薬と引き換えにバラしてしまう。
職を失い、口座を凍結され、コネを失う。
道端を這いずり、残飯を漁り、全てが敵に見える。
悲しく惨めで耐え難く、戦う相手さえ見失いそうな中で彼は再会する。自分を売った、薬のためならなんでもする、変わり果てたかつての恋人と。
恐れを知らない男と呼ばれたデアデビルを襲うヘヴィでタフなシチュエーションはまさにハードボイルド。
日本とは違ったヒーローという英雄像へのアプローチを楽しんでみてはいかがでしょうか。
動画はボーン・アゲインとは別のエピソードになる劇場版のトレーラーっス。