利発的で頭もいい、おそらくは挫折の経験を持たない少女。
親の仇を討つ。
彼女にとってそれは仇討ちであるのと同時に始めての冒険の旅でもあった。
父を殺した男とその仲間を追い詰める、人を殺すための旅。
やめる理由は幾らでもあり、一度立ち止まってしまえばそこまでの立ち止れない旅。
少女は不屈の男と呼ばれた保安官を雇い入れ、彼と共に復讐という不毛の旅へと向かう。
不毛なはずのその旅に、別の意味を見出しながら。
http://www.truegrit.jp/
そんな感じの紹介でどうだろう。
って事で矢野さんのに教えてもらったこの映画!
トゥルー・グリット見てきましたとも!
今回はアメコミヒーローでもなんでもなく、斬新なアクションがあるわけでもない、ただただひたすらに少女とオヤジ!少女とオヤジでございます!
まず主人公の女の子、可愛い!
元気で大人も舌を巻くほど頭も良くて、だからこそ危なっかしい。けれどその知性だけでは得られない経験を持った男が危なっかしい少女を守ってくれるのだ。
出ましたよ、のんだくれ眼帯オヤジ!
腹も出て酒浸り、射撃の腕だって抜群とは言いがたい。けれど強い、くじけない。
けしてかっこいいわけでもないし、特別なパワーも無いけれど、それでも彼は不屈の男で少女のヒーローだ。
数で勝る悪漢達と向き合うシーンで馬に跨り手綱を咥え、二丁拳銃を構えるシーンはただそれだけでかっこいい!
いつも紹介してる映画のようなスーパーアクションは無いけれど、オヤジスキーならそんなものなしでもしっかり楽しめる。そういう映画だと思います。