カテゴリ:映画( 68 )
KICK ASS見たよ!
マイミクさんの評判でコミック版の方を読んでまして、その時点で面白くて映画は見に行きたいなあと思っていたんですが、深夜の馬鹿力で伊集院光が絶賛してたのを聞いて行くしかないと!もう見に行くしかないと!

そんなわけで見てきましたKICK ASS

http://www.kick-ass.jp/index.html

初めは二館だけの上映とかだったみたいなんですが、その人気に上映館も増えております。

主人公超能力も何も無い、特殊な技術を持ちもしない、お金だって持ってない、怨念じみた強烈なモチベーションがあるわけでもなく、ただアメコミヒーローに憧れるだけのギークボーイです。
好きな女の子がいるけど相手にされない、でもエロイ妄想は止まらない、思春期真っ盛りのオタク少年です。
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そんな彼のヒーロー願望は日に日に強まり、何時しか通信販売で購入したスーツを着込み、夜回りなど始めたり、でも結局ただのオタなのでチンピラにボッコされたり、その活動をyoutubeに流されて有名人になってしまったり・・・そしてそれがきっかけで本物のヒーロー、ヒットガールとビッグダディに出会ってしまったり。

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普通の少年が本物の犯罪に触れ、本物のーローに、そして双方の異常性に触れる。
果たして少年はどう行動するのか、周囲はその行動をどう評価するのか。
コミックと大きく違うシーンもあるので双方お試しあれ。
「アメコミはただの勧善懲悪ではない」というのはダークナイトその他の映画を見ればわかってもらえてると思いますが、今回はそこから更に「オタク」の領域にも踏み込んできてます。「思った事を口にしない」「秘めるが華」そういう意味でより日本的な内容と言えるかもしれません。

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一方アクション。これはトレーラー見てもらえば判りますが、キビキビしたカメラワークで、いわゆるスタイリッシュガンアクションに属すると思います。
ただこのアクションシーンの何が新しいかと言えば、アクションをするのが小さな女の子であるという事です。
横っ飛びや空中リロード、飛んだり跳ねたり回転したり、格闘を織り交ぜたその動きの中で、小柄であるがゆえに「相手に駆け上る」「相手を踏み台にする」等の殺陣が可能になります。そうする事で縦の動きにバリエーションを増やすと共に「一時停止」ができ、緩急のつけ方により飽きがこなくなるわけですね。

ただ女の子が銃を振り回して人の頭を吹っ飛ばしたり刺し殺したり、犯罪者達がやる殺しのシーンもグロテスクであるともいえます。
ゾンビ映画なんかでもお馴染みですが、アメリカ映画では人が死ぬシーンが結構笑いのネタになるのでそこに耐性が無い人にはちょっとしんどいシーンがあるかもしれません。
俺もユーリカ見てて壊れた家電の電子頭脳にピザ屋が原子分解されるシーンとか笑えなかったもんさ・・・マーズアタックでポロポロ人が死ぬシーンとか吐き気がしたもんさ・・・

ただそういう私が受け入れがたいところ以上に、シリアスなやり取りも笑いもアクションもパロディも、んでもってオタクの心理描写も面白かったと思います。

DVD出たら買うあるよ!


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by tsujihatago | 2011-01-14 19:32 | 映画
マルドゥック・スクランブル見てきたよ!
そんなわけで試写会にて一足お先に見てまいりましたマルドゥック・スクランブル!

もうご存知の方も多いでしょうが、一応知らない人のために言い添えるならマルドゥック・スクランブルは日本SF大賞を受賞したSF小説。
いかにもなサイバーパンクのデストピアを舞台に主人公である少女娼婦バロットを巡り差し向けられる殺し屋と、バロットを守るために動き出す委任事件担当捜査官のイースターとウフコック。
日常で、非日常で。自ら殻に閉じこもる事を選んだハズの少女がもう一度その目を世界に向ける───というような話。詳細は本の方読んで下さいな。
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三部作の一本目なので「ええっ!?ここで終わっちゃうのかよ!」とかはありますが、アクションシーンそのものはチェイスやトレーニングシーン、変態肉屋さん達とか十分満足できました。
未来の街並みに関してはスラム描写が定番の『現代にもありそうな古びた街中に電子広告の明かりだけが灯ってる』って感じで嫌いじゃないっす。
普段自分が小説読むとき頭の中にはモノクロで絵が浮いてるんだけど、これからはカラーで見られそう、と思う位にサイバー感溢れる絵作りでした。
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・動いてるバロットは綺麗と可愛いの合間を行き来する感じでちょうど少女と女のの間を劇中でも行き来してる感じで、エロかったり清楚だったりヤバかったりといろんな表情を見せてくれます。
あと声が変化してく感じが芸コマでいいです。

・ウフコックの服の趣味がイタリア男かと思うような派手さにちょっと物申したいけど、相変わらず可愛いおっさんネズミです。イタリア男にしてはウブ。

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・イースターかっこいい。

・シェルの右眉がこめかみのジャックに合わせて短くなってるのが芸コマで好き。

・ボイルドはやっぱりオサンスキーとして短髪でいて欲しかった。なびかせるのはロンゲでなくコートで良かったんじゃという思いは今もあるし、もう少しフロート使ってるシーンが欲しかったなあとは思います。

何故にボイルドの髪を伸ばしてバロットの髪を切るのか!と訴えようにも理由はよくわかるのでそこはどうこう言うべきではないんかしら(笑

肉屋さんは若本さんとかないさんの怪演が光っております。

とりあえず自分としては次も見に行きたいなあと思っておりますよ。
このアクション系の映画が次は賭博黙示録バロットになるのかと思うと…死んじゃうツモ!死んじゃうツモ!

とりあえずN◎VAやりたくなったんじゃN◎VA!誰かN◎VA持ってこう!

http://m-scramble.jp/


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by tsujihatago | 2010-10-25 00:38 | 映画
エクスペンダブルズ見てきたよ
ストーリーを聞けば『ああ、なるほど』。主演を知れば『らしいらしいw』。けれど全てのキャスティングを聞いた瞬間『マジか!?落ち着け!』『お前が落ち着け』となる映画、エクスペンダブルズを見てまいりました。
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傭兵部隊『エクスペンダブルズ』が小国で独裁を行うガルザ将軍暗殺の任務を受ける。そこでスタローン演ずるリーダーのバーニーは一人の女と出会い…とこれ以上話すとネタバレに!
っていう位にちょっと話すと内容全てを語ってしまうに等しい映画でございます。
判りやすく突っ込みやすく、「いんだよ、細けぇ事は」が合言葉。
付け加えるならみんな傭兵としてはそろそろ引退していい頃というオヤジ集団なのでその辺りのやり取りもひっくるめ、おっさんスキー得な映画でもあります。

そしてこの作品の肝はわかりやすく耳慣れたストーリーを彩る豪華キャスト陣。もうその面子が顔を出すだけで吹かざるをえません。アクションだのストーリーだの、そんな事よりまずそこを楽しむ映画だと思います。
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役者枠では
シルヴェスター・スタローン
ジェイソン・ステイサム
ジェット・リー
ドルフ・ラングレン
ミッキー・ローク
ブルース・ウィリス
アーノルド・シュワルツェネッガー

格闘家枠では
ランディ・クートゥア
スティーブ・オースティン
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ



あのね、やっぱり自分的にはやっぱり全盛期からライバルとして比較されることが多かったスタローンとシュワルツェネガーの競演が嬉しかったのよ。例えカメオ出演ってほんの短時間のやり取りでもさ。
ブルース・ウィリスがスタローンとシュワちゃんに向かって『知り合いか?』って問いに『商売敵だ』みたいな返し方をしたのをきっかけに始まるシュワちゃんとスタローンの掛け合いがもう、これまでの二人の役者人生を皮肉ったような掛け合いでニヤニヤが止まりませんぜ!

でもって面子を見てわかるとおりアクション映画なわけですが、今回アクションに一番キレがあってかっこよかったのは自分的にジェイソン・ステイサムだと思います。いや、役回り的にもかなり重要な立ち位置でしたが。スタローンがバットマンならジェイソンはロビン位に。
直線的で鋭く素早く、ナイフをメインに行われるCQC!アクロバッティブな素早さでかっこいいジェット・リーに対し、最小限に研ぎ澄まされたかっこよさは傭兵の戦いという殺しを伴う殺陣の中で映える映える。

そしてスタローンが「本物の戦闘シーンが撮りたい」と集めた格闘家&レスラーの人達のアクションが力強くかっこいい。スタローンとストンコのド突き合いなんてたまりませんよ!プロレスファン的に見ても「うわっ!首危ねぇっ!」ってヒヤリとするシーンまであったりしてド迫力!
…と思ったらそのシーンでホントにスタローンは首の骨にヒビ入れたらしい。あんたロッキーかなんかでホーガンに投げられた時もそんなことやってなかったかw
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そして個人的に忘れちゃならないのがカリスマ・カーペンター!サブヒロインみたいなポジションで出てきたんだけど正直メイン・ヒロインより色っぽいだろ!可愛いだろ!バフィーファンなので俺の思い出補正もあるけどさ!

んでもってこの映画、実は公式に「ロッキー、ランボーを超える巨大シリーズ」と銘打たれている通り既に次回作が決定しております。

これだけ面子のインパクトで勝負した映画だと、次は誰がくるんだろうと期待が激しく高まります。
今回はスケジュールの都合で参加していないジャン=クロード・ヴァン・ダムやフォレスト・ウィテカー、脚本の都合でオファーがなくなったウェズリー・スナイプスもあるかもしれない。キャラを用意できればセガールなんかもありだろう。
面子の中にジャッキーやチョウ・ユンファ、ニコラス・ケイジが混ざってたって面白い。
悪役の定番という事でジョン・トラボルタなんてどうだろう。力強いアクション担当という事でザ・ロックことロック様なんかもありえるし…いや、この際カメオでホーガンが出てきたっていい。

今までスクリーンで活躍してきたアクションヒーロー達が同じ画面の中で演技しあう。それだけで十分楽しめるという言うなればスパロボの様な映画ではないでしょうか。

もしこの作品が磨耗していくようなら最後には『エクスペンダブルズvs特攻野郎Aチーム』とか『エクスペンダブルズvsプレデター』とかやってほしいなと思います。
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by tsujihatago | 2010-10-21 20:20 | 映画
インセプション見てきたよ
そんなわけで久しぶりの映画話でございます。

今回見に行ったのはこちら。

http://wwws.warnerbros.co.jp/inception/mainsite/
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監督はダークナイトのクリストファー・ノーラン。
主演はレオナルド・ディカプリオ。

人の記憶に潜り込み、重要な情報を盗んでくる術を持つ主人公。
彼が今回請け負うのは初の仕事。「記憶を植えつける」。
植えつけた記憶に違和感があってはそれが偽りとバレてしまう。人の心の中にどうすれば現実体験と区別のない記憶を受け付けられるのか。そしてその仕事に拒否反応を示す主人公に一体何があったのか。
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夢見がちな若者の夢が大切な人を傷つける。けれど夢から覚めるまで少年はそれに気づく事は無く、夢から覚めたその瞬間から少年はもう大人。心躍る夢を見る事はもう無く、夢に責任を取るために生きている。
夢という名の牢獄に囚われ続ける人々のその先には果たしてどんな現実が、あるいは夢が待ち受けているのか───

おそろしくいい加減に説明するとこんな感じ(笑

別段夢を取り扱うからといって哲学的な難しいお話にはなりません。
Drパルナサスやアリス・イン・ワンダーランドの様に夢の持つ理不尽などろどろした雰囲気をヴィジュアル化したお話というわけでもありません。

夢という自由な演出ができる世界をあくまでアクションの舞台装置として利用した、って感じです。
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主人公が集めたチームがバラバラな場所にいるにも関わらず、それぞれの行動がリアルタイムに他のメンバーに影響を及ぼす。ちょっとTRPG゛こういうクライマックスフェイズやったら楽しいだろうなあ、と思った次第です。
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by tsujihatago | 2010-08-19 01:36 | 映画
狂気山脈が映画化しますよ!
デル・トロ監督、キャメロン監督のサポートで初3D映画に着手

http://eiga.com/buzz/20100730/7/

そう!あのクトゥルーの狂気山脈ですよ!しかも3Dですよ!てけり・り!てけり・り!
アバターのキャメロンのサポートを受けつつヘルボーイでモンスター描写に実績のあるデル・トロ監督!

基本的にモンスターパニック物って苦手なんだけど何故だろう、クトゥルーと聞くと恐怖心を好奇心が上回るのは(笑

おそらくクトゥルー特有のねっとり這い寄る不気味な絵作りになるか、あるいは二人がはっちゃけてケレン味たっぷりの一大スペクタクルな映像美で迫るモンスターパニックになるか───なんとなく一般受けしそうという理由で後者になりそうな気はするが、そのどちらかではないかと思います(笑

ともあれオタ業界でもクトゥ人気は根強く、とうとうコンビニでクトゥルー本が入手できるこの時代。
折角ホラーが似合う季節であるわけですし「信じらんなーい、クトゥルー童貞が許されるのは小学生までだよねー!」と笑われてしまうのも癪でしょうから映画が始まる前に何がしかの作品に手を出して、デート先で「このショゴスってヤツはオールド・ワンと呼ばれるやつらと云々」と薀蓄を披露し「キモッ」と一笑に付されるプレイのためにちょっと手を出してみてはいかがでしょうか。
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by tsujihatago | 2010-08-03 21:04 | 映画
CAT SHIT ONE超見たい
GIダーイ!(挨拶)

さてさてもうすぐようつべ上で公開となるCAT SHIT ONE。
ミリタリー系漫画が好きな人はご存知でしょうし、かつて大槻ケンヂがPVで使った事で知ってる人もいるでしょう。何せ長いことやってる漫画ですから見る機会も多いでしょうし。
っていうか戦闘シーンが想像以上にかっけぇ。

http://www.catshitone.jp/

かわいい顔して容赦無し!
と銘打たれていますがそれもそのハズ、顔が動物なだけで普通に戦争物です。1巻だとベトナム戦争のあたりでしょうか。
アメリカ人→ウサギ、日本人→猿、ロシア人→熊、中国人→パンダというような感じで変換されております。
学生時代にミリオタ系の先輩に薦められて読み始めたんだけど、自分的には会話の掛け合いやビビリでお調子者なボタスキーが大好きなんですわ。
当時やってたどこでも一緒でトロの挨拶にGIダーイ!とかナンバーテン!とか言わせてた位。

自分みたいにミリタリー系の話に疎い人はキャラの掛け合いから見てもいいし、当然ミリタリー系の方向から楽しんでもいいし、色んな角度から楽しめるんではないでしょーか。
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by tsujihatago | 2010-07-15 21:24 | 映画
シャーロック・ホームズ見てきたよ
はい、そんなわけでもう今更見に行ってもやってないような気もしますがシャーロック・ホームズも見てきましたよ!
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主演はアイアンマントニー・スターク役でお馴染みロバート・ダウニーJrワトソンジュード・ロウです。
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もう主演の人が主演の人なんでお察しがつくつ思いますが、このホームズは世間一般に広まっているホームズのイメージとは違います。
ハッパをプカプカしてラリッちゃいながら、自室内で拳銃を発砲、弾痕で女王のイニシャルを壁に刻み、素手の格闘術もお手の物、なのに斜に構えて捻くれて人付き合いが下手糞で、ワトソンがいなきゃ話にならない、そんな感じのダメオヤジ。
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敵は呪いを操り人を殺し、自らが死んでも蘇生する悪の魔法使い。ワトソンに尻を叩かれながら時に拳で、時に理論で、不可能犯罪に挑みます。
戦えホームズ、遅れてきた思春期の苛立ちをモチベーションに変えて!今だ確定予測!決めろ破邪顕正!ワトソン君じゃねぇ、ワトソン様と呼べ!
今、あなたの全く知らないシャーロック・ホームズがスクリーンに!

って感じ。


もう予告で使ってますが今回のホームズは深道並みの確定予測と、紅葉的人体破壊術でアクションします。
ワトソンもわかりやすくタタラ◎ミストレス●カブトなのでホームズをリサーチでもアクションでも、モチベーションでもサポートします。

そう、ぶっちゃけ推理物ではないです、バディムービーです。
腐脳を持ってすればさぞかし素敵なカップルに写るでしょうし、男性からすれば男臭い友情物です。遠慮なくホームズの顔面にワンパン入れてニヤリと笑ってみせるワトソンなんてなかなかいないっすよ。

アクションや友情以外にもベーカー街の雰囲気や、時折出てくる少し時代を先取りした発明品、皮肉の効いた会話、おまけのロマンスなど見所は多く、大ヒット映画という感じではございませんが、B級アクション好きにはオススメの内容となっております。

DVD出たら買おっかなー。

http://wwws.warnerbros.co.jp/sherlock/
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by tsujihatago | 2010-04-30 19:46 | 映画
アリス・イン・ワンダーランド見てきたよ
そんなわけで見てきました、アリス・イン・ワンダーランド。
折角3D上映してるので3Dの方で見てきております。
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以前アバターで3D酔いに苦しんでいた私ですが、今回はその症状を緩和させる奥の手がございます。

それは「首を水平にして見ること」。
3D眼鏡は水平になっている事を前提ににして画像を処理するらしく、疲れて頬杖をついたりしてしまうとちゃんと処理できていない画像の波が届いて3D酔いを引き起こすらしいです。

ですから姿勢は正しく。首が疲れたりした場合は一度眼鏡を外して首を回すなどし、改めて眼鏡をかけなおすとかするといいんじゃないでしょうか。
つまり首に負担をかける前方の座席なんかは結構致命打を受けます。3Dで見る時は座席予約をしっかりする事をオススメします。

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んでもって本編。

アバターは画面の奥行きを生かして画面奥へ落っこちてしまうような映像が多かったですが、今回は奥から飛び出してくるシーンが印象的です。
背の高い植物で見通せないけど遠くの方で何か巨大なものがそれを掻き分け迫ってくる感じは結構な迫力です。
ただ折角のアリスの世界なので迫力とかそういう部分だけでなく、極彩色で艶やかな世界を楽しいです。

主人公のアリスも七変化する勢いでくるくると衣装も変わり、ドレスも可愛ければ鎧姿もかっこいいです。判ってることだけどヴィジュアル面が凄く充実してるよね。

ただハッターの見た目のヤバさのせいで実際に見るまで勘違いしてましたが「人間個人の内側のドロドロを世界に塗りこめました」という雰囲気は薄いです。そういう描写は以前触れたDrパルナサスの方が徹底してます。
アリス・イン・ワンダーランドはこれまでにも多くの人によって描かれた世界であるためか、個人の内面のような理不尽さとかはあんまり感じません。多くの人の共通の世界観として完成してるというか、良くも悪くもワンダーランドはアリスという一人の少女のものではないって感じ?
ヒロイックファンタジーとかそういうものを見に行くつもりでいいと思います。

あと絵描きが行くと見所満載(笑)

個人的に好きだったあるシーンでの演出で、スクリーンの内側に映像として黒い枠を用意しておくのよ。そうするとスクリーンの外側って黒くなってるから壁とスクリーンが繋がって見えるのね。
その枠線に植物を重ねるように描いてるから、3D映像な事もあいまってスクリーンの外側にまで植物が枝葉を伸ばしているように見えます。
これってさ、漫画でもよくある枠線の外にキャラをブチ抜きで描くのと同じ事なんだよね。
そういう技術が使われてるのがちょいと嬉しかったとですヨ。

http://www.disney.co.jp/movies/alice/
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by tsujihatago | 2010-04-28 19:03 | 映画
Dr.パルナサスの鏡見てきたよ
実はアバターを見に行った際、もう一本映画を見てまして。
それが「Dr.パルナサスの鏡」でございます。
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かの「バットマン:ダークナイト」でジョーカーを演じたヒース・レジャーが主演だったのですがこの映画の撮影中に亡くなり、広告には「渾身の遺作」として銘打たれています。

ヒースが亡くなった事で一度は完成も危ぶまれましたが代役を立てる事が決定。
あのトム・クルーズからの申し出もあったものの監督は「ヒースの事を理解している人間で無ければならない」とそれを断り、ヒース・レジャーの親友であったジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの三人が別世界での主人公を演じることで完成にこぎつけたそうです。



夜の街中を進む移動式の劇場を運ぶ大きな馬車。
街行く人々を呼び込むその一行の出し物は「Dr.パルナサスの鏡」。
その鏡をくぐれば馬車の中とは思えない無限に広がり人の願望を叶える
巨大で妖しげで不思議な世界。
長くそこから逃げ出したいと願っていた少女、新たにその輪に加わる来訪者、パルナサスに近づく怪しい男。
人の心の光と闇を描く事に、物語のみでなくヴィジュアルから描くダークファンタジー。

その特殊なストーリー展開は見る人を選びそうですが、『世界観を設定ではなく絵で語った』といっていいでしょうそのヴィジュアルは必見。
綺麗なだけでなく、汚いだけでなく、そのどちらもが綯い交ぜになった人間の内面をあなたも覗いてみませんか?

まさに夢の中を行き来しているような映画で、結構なお気に入りとあいなりました。俺の中のモノトーン・ミュージアムはこの辺のイメージかな。主人公達一座の馬車の異様さと綺麗な町並みのギャップがとってもステキです。

余談ですがヒースの代役として参加したジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの三人はこの映画の出演料全額を残されたヒースの娘に寄付したそうです。
自分のこの表現力では言葉足らずで陳腐な言い方しかできないけど、いい話だよね。


http://www.parnassus.jp/index.html
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by tsujihatago | 2010-02-20 21:40 | 映画
「カールじいさんの空飛ぶ家」3D見てきたよ
新年会に出るべく久しぶりに新宿まで出かけたんですが、せっかく新宿まで行くなら何か映画を見たいなあという事になりまして。

見たい映画は結構溜まってたんですが色々あって「カールじいさんの空飛ぶ家」を見てきました。
ハルヒも見ようと思ってたんだけどバルト9とピカデリーを間違えたせいで間に合わなかったとかそんな事はないですよ。ああ、ないともさっ。
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まあ勿体つけずに感想を言うとですね



すっげー良かった!



新年会でも言ってましたが開始5分の回想シーンでもう泣いた(笑

宮崎駿さんの「追憶のシーンだけで満足した」というのも納得のクオリティ。

冒頭をざっとネタバレしないレベルで説明すると
「自分の愛した妻に先立たれた。自分には愛する彼女と暮らしたこの家しか残されていない。だから自分の全てであるこの家と一緒に、叶えられなかった彼女との約束を果たすために旅に出る」
って感じなんですよ。

その旅立ちはとっても寂しく、けれどロマンを感じてしまうのはやっぱりカール爺さんが奥さんを愛してたからで、いたるところでその愛の深さが描かれるのよ。

で、寂しいのは愛した人がいないというだけでなくカール爺さんにはもう何もないって事なんだよね。旅立ちの時に街を見下ろす視線は苦々しげで、街で過ごした記憶は振り返らないんだよね。

つまりカール爺さんにとって思い返せる楽しい過去は奥さんが隣にいた時だけなんだよ。

幼い頃に運命的な出会いをした幼馴染で恋をして、引っ込み思案だった自分を変えてくれて、もうその人しか目に入らない。そんな思いを抱えたまま寄り添うように暮らして、不幸な事にも見舞われたけどそれだって二人で乗り越えて幸せな時間を過ごせるようになったんだよ。

そんな相手にめぐり合ってステキな時間を過ごしたからこその旅立ちなわけだ。開始10分の回想でその辺の描写かな。プロポーズの言葉とかがあるわけでなく、二人を襲った不幸も詳細な説明があるわけでもなく、むしろ音楽だけで想像力を刺激して行間を読ませる感じ。そりゃ泣くわい(笑

そんなわけで開始5分で泣いて映画を見終わるまでに泣いた回数系四回。「カップルで見て欲しい映画です!」と思いつつ一人で見に行かないと結構恥ずかしい事になるかもしれません。
だって映画終了後の男子トイレにいた人皆目が真っ赤だったもん(笑

さてこの映画がお涙頂戴映画かというとそうでもなく、偶然一緒についてきてしまった少年と偏屈なおじいさんの心の触れ合いやコミカルなシーンも多くあります。
上記の通り奥さん以外に壁を作りまくってた頑固なお爺さんだからこそ少年に心を開いていくシーンとか心温まりますし、ラスト間近のアクションは緊迫してるシーンであるにもかかわらず、そこはディズニーらしく会場中が「ぶっ」と吹いたりする楽しさに満ちていたり。

ベタな表現ではありますが「泣いて笑ってわくわくできる大人のためのディズニー映画」って感じじゃないでしょうか。
そろそろ公開期間も終了かもしれませんがオススメな一本です。


んでもって3D部分の感想。
3Dは『飛び出す』というより『奥行きを感じる』という方に働いています。そうする事で落下しそうになるシーンとかは画面の中に引き込まれるような感じで、ディズニーがアトラクションを通して磨いた技術が上手く還元されてる感じ。
これからの映画は3D化が進んでいくというならこの辺りを考慮したカメラワークが求められるようになるんだろうなあ。大変そう。

予告も3Dだったけどこれはアリス・イン・ワンダーランドが楽しみですよ。

見終わった後にいささか目の焦点がちかちかする感じはしましたがその変はこれから改善されていく事でしょう。

http://www.disney.co.jp/movies/carl-gsan/
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by tsujihatago | 2010-02-09 13:22 | 映画