きんぼしが終った。
格闘漫画が好きな私は毎週のヤングマガジンが楽しみでして。実際ヤンマガ程連載陣に格闘ジャンルを多く抱えてる週刊誌は無いんじゃないでしょうか。

その中でも相撲漫画という格闘漫画のジャンルとして難度が高そうなところに挑んでいたのが『きんぼし』でした。
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やっぱり相撲漫画って大変なんだと思うんですよ。他のジャンルによって蓄積された典型的なかっこいいヴィジュアル像は使えず、どうしても腹の出た恰幅のいいアンコ型の体型。
きんぼしはそのハンデを乗り越えるべく高校生というまだ体が出来上がっていない時期を舞台にしています。

主人公は甲子園を期待された元野球部。身体に故障を抱えて野球部を辞めて挫折を味わい、その中で相撲部の部長に突っかかり完膚なきまでに敗北して更に挫折を抱えていく。

部長との賭けに負けた主人公はそのまま相撲部へと入り、屈辱に歯噛みしながら自分が目指す目標とを得ると同時に、部のメンバー達と信頼関係を築いていくわけです。

人が立ち上がる姿は美しく、また挫折を知らなければ立ち上がることも無く…といったところでしょうか。スポコンですよ、美しいまでの泥臭いスポコン空手小公子程の爽やかさはなく、喧嘩商売程アクの強い展開をするわけでもない。クラッシックな、泥まみれのかっこよさを描いたスポコンです。
今まで読んだ相撲漫画の中で一番私のツボでした。
終ってしまったのは悲しいけれど…いやぁ、やっぱ悲しいなあ。

もっともっともっと続きが読みたい漫画でしたー。
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by tsujihatago | 2008-12-02 21:28 | 漫画
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