思い出のキャラシ。
引越しというといろいろ懐かしい品が出て来るわけですが。
その中にはどうしても鼻提灯の二つ三つまとめてこさえてしまうようなキャラがいるわけです。

私は毎週10人以上人が集まるようなTRPGサークルに所属していたわけです。それぞれがシナリオを用意し、毎週末借りた教室の黒板にそれを書き出し、好きな卓に票を入れてその日のゲームを決めていくのです。
そういう中にいると同じルールを使用していてもGMによって全く別物のゲームになったりするわけです。「ワールドとはこの本を手にとった人と同じ数だけ存在する」って感じでしょうか。
その代表格の一つに文庫サイズであるという手軽さを強みに持つソードワールドがありました。時にハードボイルドに、時にコミカルに、時にSANチェックが必要になったり。常に身行動を共にするパーティというのは僕達のアレクラストには少なく、GMの許可を得た上で毎回入れ替わる様々な仲間とアレクラストを旅するわけです。

発掘したキャラの名前はネル。眼鏡でエルフのシャーマンファイターでした。エルフの能力はD6+6で求める部分が多かったために、時として恐ろしい能力値のキャラが表れます。ネルもその一人でした。
そのままマジックユーザーになると他の人の見せ場を喰いかねないと判断した私は、エルフでファイターをメインにしてみんなの足を引っ張るキャラにしようと考えたのです。片手にスモールシールド、片手にメイスやモーニングスターのエルフってヴィジュアルに惹かれていたというのもあります。それが大惨事の始まりでした。


ある時古代遺跡の調査に出た彼女は核の炎に包まれました
ええ、核バズーカを回避し損ねた彼女は初めての冒険で命を落としたのです。
GMもそれを哀れと感じたのでしょう。古代遺跡に残されていたロボットがその技術を持って生き返らせてくれました。サイボーグという設定を付加して。それ以来ネルは脳髄をミノフスキー粒子に侵され、いつしかサンライズマジックを操るダークプリーストになっていました。

ある時彼女以外のパーティメンバーは全員蛮族のファイターでした。 リーダーは一般技能に『一騎当千』という響だけで作られたスキルを持ちつつ「て、天は龍の住まうところ、だ」と呂布語で話す。一人は鰻を生で食っても無事で空も飛びそうなどこの鳥丸族だという奴。身長が260cmを越えるゴツトツコツみたいな奴。その肩に揺られる哀れなネル。遠目に見ても近目に見てもトロールの群れとそのオヤツにしか見えませんでした。

そんな彼女達と戦った相手もクセのある人達で。古代遺跡から現れた光の巨人だったり、三人組のホムンクルス少女だったり。
リーダーのブロッケン、キュートなパピルス、そしてタフだぜマザーファック!どんなネーミングだよ。
ガオレンジャー放送当時に動物の紋章が入った宝珠を手に入れ、「やった!きっと変身アイテムだ!」と思ってガオシルバーになるべく狼の宝珠を使ったるシルバーボルトにされてしまったり。


多分色々末期症状だったのでしょう。取り返しのつかない世界でした。ありえない世界でした。
それでも毎週末、黒板に変わらず書き記される『ソードワールド』の文字に私の体はそのプレイを思い出し、熱く昂ぶり疼くのです…


※なんか思い出したら申し訳ない気持ちが沸々と沸いてきました。色々ごめんなさい(汗
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by tsujihatago | 2006-12-21 11:16 | TRPG
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