N◎VAクロ
僕がトーキョーN◎VAに出会ってどれ位たっただろう。
初めて出会ったのは2ndの頃。確かBLAKK BOXが発売した直後だった。

まだ当時は銃や近未来といった要素が苦手だった頃、サークルの先輩達の薦めでその世界へと足を踏み入れた。
初めて触れるサイバネティクスと魔法と銃と企業と、そして軍とが入り乱れる中ドライでウェットなキャストとゲストが凌ぎを削るアーバンアクションと言う名の近未来。
初めて触れるトランプという特殊な判定、組み合わせ、それに神業。

その世界にどっぷり浸かってしまうのに大した時間はかからなかった。まさかその後トーキョーN◎VAの一端に自分が関わる機会が得られるとは思わなかった。なんとも感慨深い話だ。


あの出会いから10年が経とうとしている。ポケットロンがPDAという形で一般的になり、ヴィークルに限らず人体に対する技術の進歩にも目を見張る。ブレインインターフェイスだって目前だ。そして日常的に自分の口から「2秒」というニューロタングが飛び出すようになった現在、何度も言われて来た事だが時代はニューロエイジに追いついた、というヤツだ。


引越しの最中に出てきた古いキャラシやレコードシートと一緒にN◎VAクロを見ていると不思議な気分になる。SSSを始めN◎VAの歴史に関わるシナリオを何度も経験してきた。空白の一日では天津昴一郎を殺し損ね、千早雅之を殺し損ね、乾直之の暗殺にさえ失敗した。浅草戦争では南海子と弁天の間を駆け回っていた。TRPGを初めて間もない頃の初々しい気持ちだの、当時の失敗だの成功だの友人とのやり取りだのと。


TRPGは遊んでそこでお終い、という類のものではない。ストーリーラインがあり、ゲーム性がありコミニケーションがある。それは記憶として、ウェットな言い方をすれば思い出として自分の中に残っていくものだ。

N◎VAクロニクルはその思い出に輪郭を与えてくれる。記憶の引出しの鍵になってくれる。お勧めしないわけが無い。あなたが成人ならアルコールを片手に一人でニヤニヤしながら見たっていい、一緒にニューロエイジを経験してきた友人とわいわい騒ぎながら見たっていい。全然N◎VAを知らない人を捕まえて相手が引いているのに気がつかないまま語ってしまうのはやめておいた方が賢明だ。

そういうわけでここにはトーキョーN◎VAの歩みが詰まっている。
僕のニューロエイジがあなたのニューロエイジと同じであったなら・・・嬉しいなぁ。

修羅の刻締め。
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by tsujihatago | 2006-12-20 12:31 | TRPG
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